サブスク時代の到来により、色んな音楽を手軽に聴くことができるようになった。
それと同時に自宅でしっかり一つのアルバムや曲をステレオスピーカーに向かって『聴く』という事が減ったのも事実。
音楽は何かをやりながらBGMのように『聴く』というものに変わりつつある。
そんな中この時代にレコードが売れているというのは、しっかり音楽を聴きたいという人が少なからずいるという事だ。まだまだ捨てたものではない。
Bluetoothなどの安価なスピーカーで音楽を楽しむのも勿論良いのだが、しっかりしたステレオとスピーカーで音楽を楽しむ事は、ミュージシャンや制作者の意図を汲み取る事ができ、より音楽を『聴く』楽しみに繋がるはずだ。
今回、私が使っているDALIのOPTICON2と音楽制作用モニタースピーカー『FOSTEX』NF01Aを使って藤井風さんの『ガーデン』で音質比較をしてみた。
DALI『OPTICON2』とFOSTEX『NF01A』の音質比較
リスニングスピーカーであるDALI『OPTICON2』とモニタースピーカーであるFOSTEX『NF01A』を比較することは邪道かもしれません。
用途の違うものですからね。。
私自身が音楽をモニタースピーカー(FOSTEXのNF01A)で聴いていたとしても、良い曲に出会ったり、しっかり音楽を楽しみたい時には必ず、CDをMARANTZに入れ替えリスニングスピーカー(DALIのOPTICON)で聴くからです。
良い曲をより良く聴かせてくれるのが良いリスニングスピーカーなのです。
それでは、藤井風さんの『ガーデン』で二つのスピーカーで聴き比べてみましょう!
DALIのOPTICON2で藤井風さんの『ガーデン』を聴いてみる
まず、DALIのOPTICON2で藤井風さんの『ガーデン』を聴いてみよう。
曲の良さは説明不要。
DALIらしい低音から高音の温かみが音から感じられるでしょうか?
バラードでありながら、低音がつくるずっしりとした迫力、中音域から高音域への伸びもしっかり感じられる。
FOSTEXのNF01Aで藤井風さんの『ガーデン』を聴いてみる
では、『FOSTEX』NF01Aで藤井風さんの『ガーデン』を聴いてみよう。
DALIのOPTICON2と比較してみていかがでしょうか?
FOSTEXのモニタースピーカーという特質から輪郭がはっきりしているのは、こちらだろう。
低音から高音まで色付けがなくフラットな印象が強いはずだ。
しかし、リスニングとしては、やや物足りない(モニタースピーカーなので仕方がない)。
アナライザーでDALIの『OPTICON2』とFOSTEXの『NF01A』を比較してみる
上記は藤井風さんの『ガーデン』のサビの一部をスクショしてみたものだ。
大体の部分は同じような感じだが、細かくみるとDALIのOPTICON2の方が低音に膨らみがあり、高音が若干絞られている。
一方、FOSTEXNF01Aのアナライザーでは低音が絞られており、高音域が若干OPTICON2より持ち上げられているのが解るだろう。
DALIのOPTICONをすすめる理由
結局、スピーカーの音は好みで選べば良いというのが結論なのだが、よりリスニングとして音楽を楽しみたいのであればリスニングスピーカーをおすすめします。
また初心者にとって、価格的にも手が届きやすいスピーカーとしてDALIのOPTICONシリーズはおすすめです。
OPTICON2よりスモールサイズのスピーカーであればOPTICON1
FOSTEXのNF01Aの音が気に入った方は新機種であるNF04Rという選択肢に入れても良いでしょう
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回、下記のような方の背中を押すきっかけになればと思っています。
・高級スピーカーで音楽を聴いてみたいけど何を買えば良いか分からない
・高いスピーカーで聴く意味が分からない
・スマホやパソコン、安価なスピーカーでしか音楽を聴いたことがないが音楽が大好き
・DALIのスピーカーが好き
今、皆さんが聴いている音楽を、今以上に楽しむために少し高価なスピーカーを手に入れてみてはいかがでしょうか。
お気に入りのスピーカーを手に入れる事で、アルバム一枚を聴くためだけに時間を費やす事が今以上に楽しめるでしょう!
【初心者おすすめ】最初に買う高級スピーカーはDALIのOPTICON2!
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