【必見！！】ミュージシャンとしてデビューするのに年齢は関係あるの？

世の中には「遅咲き」という言葉がありますが、ミュージシャンとしてデビューするにも年齢は関係あるのでしょうか？

確かに昔は若ければ若い程良かったのかもしれません。でも現代はSNSや配信等を使ってアーティスト自ら発信できる時代です。私自身がミュージシャンとしてデビューしたのも20代後半です。決して早いとは言えません。一度デビューをした経験から30代以降で音楽を仕事にするために必要な事をお伝えしたいと思います！

ミュージシャンとしてデビューできる年齢は何歳まで？

ライブ活動をしているとアマチュアでも素晴らしいアーティストは沢山いました。では、デビュー出来る人とデビュー出来ない人では何が違うんでしょうか。

事務所の社長がよくアーティストを見てこんな事を言っていました。

「若いのに完成しきちゃってて面白くないなあ」
「確かに演奏も歌も完成度は高いけど伸びしろを感じないんだよなあ」

当時の私には意味が解らなかったけど、きっと若いアーティストには現状の完成度よりも、これから事務所が育てる伸びしろがあるかないかも重要なのでしょう。

アーティストなのでオリジナリティは必須だと思いますが20代の段階で既に出来上がっていて完成してしまっているモノよりも、まだ荒削りだけど何か先が見えるモノの方が魅力を感じるのかもしれませんね。

間違いなく完成度が求められるでしょう。

20代と違い育てるではなく即戦力です。このあたりは一般の企業での転職採用などと似ているかもしれませんね。

誰にもないオリジナリティ、圧倒的に個性のある声、ソングライティング、演奏力などすぐに戦力となる武器が必要になるでしょう。

30代、40代だから作れる曲、歌える歌がある！役者さんがそうであるようにミュージシャンにも30代、40代といった色々な事を経験してきたからこそ作れる曲、歌える歌があります。
逆に言えば10代、20代にしか作れない曲、歌えない曲があります。

家庭を持っていない人の家族の歌が響くでしょうか？苦しい恋愛経験のない人の失恋ソングが響くでしょうか？

今の自分だから書くことができた、歌うことができたと言える作品を作っていく事がとても重要です。

もし、あなた自身にミュージシャンとしての実力があるのなら発信力が鍵になります。
SNSやYouTube、有料の配信サイトを使ってどんどん発信していきましょう！

また、沢山あるオーディションやコンテストなどに応募して自分の力を試してみるのも良いでしょう。

現代はSNSやYouTubeで話題となり、デビューするミュージシャンは沢山います。それらは確実に世の中が求めているアーティストという実績を作られる訳ですからレコード会社も必ずそういったところにもアンテナを張っています。

ここで、いわゆる「遅咲き」とされる30代以降にデビューしたミュージシャンをご紹介します。皆さん、やはりデビューの段階でオリジナリティ、実力ともに完成されている気がします。

NHKのプロフェッショナルでもお馴染みのスガシカオさん。ヒット曲も沢山ありますが、やはり有名なのはSMAPの「夜空ノムコウ」の作詞を手がけた事が有名でしょう。
20代後半でサラリーマンを辞めデビューするために貯金で音楽制作に没頭していたというエピソードは有名ですねデビューしたのは30歳でした。

ヴォーカルの横山剣さんは、元々サラリーマン。メジャーデビュー時、38歳だったそうです。

以前はよくテレビでも見かけましたがオンリーワンのジャズピアニスト兼シンガーです。トークも含めとても個性あふれるミュージシャンです。デビュー年齢は41歳です。

天童よしみさんへの楽曲提供でも知られる半崎美子さん。
インディーズでの活動を経てメジャーデビューは36歳だそうです。

いかがでしたでしょうか。
音楽活動を続けていく上で、やはり年齢は気になるもの。

30歳を節目にミュージシャンへの道を諦めてしまった優秀なアーティストを私も沢山知っています。
しかしながら20代のアーティストに求められるモノ、30代のアーティストに求められるものは違います。役者さんと同じように30代40代だから作れる作品、歌える曲が必ずあります。

その年齢だから作れる曲、歌える曲をどんどん発信していってくださいね。

ただ、一つ知っておいて欲しいのはデビューだけがミュージシャンへの道というわけではないということです。社会人をしっかりやりながら40代50代でも音楽を続けているミュージシャンを沢山知っています。

それも一つの正しい道だと思います。