今回は『ペダルの上手な使い方と電子ピアノのおすすめペダル』について学んでいきましょう。
ピアノ弾き語りをするうえで、ペダルを上手に使うのは表現の一つになります。
ペダルを使わなければ、とてもチープな演奏になってしまいます。
しかしながら、教則本等でもなかなかペダルについては記載されていないもの。
ピアノ弾き語りにおいてペダルは、思うほど難しいものではないんです。ピアノを始めたばかりの時は頭で考えてしまいシンプルなものも難しく考えてしまうものです。
そう。本当はとっても簡単!
- ペダルを上手に使うコツ
- ペダルの種類
- ペダルを踏む、離すタイミング
- 電子ピアノのおすすめペダル
これからピアノを始めたい!という方はこちらの記事もご参考ください!
一週間でピアノ弾き語りができる練習方法 コードで「LET IT BE」に挑戦!
【ピアノ弾き語り】ペダルの上手な使い方
さて、ピアノ弾き語りをするにあたり、ペダルの使い方の習得は外す事が出来ません。
表現するうえで無くてはならないものだからです。
しかしながら、ペダルの使い方について説明するのはとても難しい。。
なぜなら、「絶対こうじゃなきゃいけない!」というものではなく感覚を頼りにやっている感じに近いからです。
なので、この章ではあまり難しく考えず自分で試しながら「ん~、こういう感じかなあ」という感覚で読んでくださいね。
まずピアノには下記ペダルの種類が有ります。
ペダルの種類
ソフト(シフト)ペダル
ピアノに向かって一番左のペダル。
簡単にいうと音が小さくなります。また柔らかい音になるイメージ。
ソステヌートペダル
グランドピアノに向かって真ん中のペダル。
ひとつの音や和音など特定の音だけ伸び続けるような働きがあります。弾き語りで使う事はほぼ皆無かと。。僕自身、ライブ等でも使用した事はありません。
マフラーペダル
アップライトピアノに向かって真ん中のペダル。
消音効果があるので自宅で練習する時に近隣迷惑を考えて使うと良いでしょう。
ダンパーペダル
ピアノに向かって一番右のペダル。
サスティンペダルという事も多い。
使用頻度が一番多いペダルになります。
音を切る事なく伸ばし、豊かに響かせてくれます。
ペダルを踏む、離すタイミング
クラッシックの譜面などには踏む、離すの記号が示してある場合があります。
ピアノ弾き語りの譜面やコード譜には表記は基本ありません。
では、どうするのか?!
大丈夫です。以下の事を気をつけてペダルを使ってみましょう。
・音が濁らないようにしっかり自分の音を聴く
・打鍵と同時に踏むのではなく、ずらして踏む。そして濁る前に離す。
・理論より自分がどう曲を表現したいのか考える
とはいえ、ペダルに関しては理論よりも感覚優先の方が上手くいく気がします。感覚の後に理論が結びつくイメージです。
そのためには、まず自分の音をしっかり聴き、それが難しければICレコーダーなどで録音して聴き返すことが大切だと思います。
電子ピアノのおすすめペダル
アコースティックピアノ(もしくはクラビノーバのような電子ピアノ)には必ずペダルが付いているので良いのですが、脚の付いていない電子ピアノにはペダルは別途購入というケースも多くあります。
フットペダルの種類は大まかに三種類ほどあります。
①一番オーソドックスなもの
このタイプの物を一つ持っていると安心!
M-Audio フットペダル 電子ピアノ・キーボード対応 SP-2
KORG ダンパーペダル 電子ピアノ用
②簡易タイプのもの
簡易的な物としてライブ用などで一つ持っていると便利です!
KORG ダンパーペダル 電子ピアノ用 PS-3をAmazonで確認
③3つのペダルがついたもの
これは凄い!ペダルがきちんと3つ付いています!
本格的なものが欲しい人はコレしかないですね。
Artesia 3本ペダルユニット PE-88専用 ASP-3X3AをAmazonで確認
ペダルに重量がある程度ないとピアノを弾く際にペダルが結構動いてしまいます。
①のようなタイプでラバープレートが装備されている下記のようなものをおすすめします。
Roland ダンパーペダル DP-10
またアコースティックピアノと電子ピアノでは響きが違います。
ずっと電子ピアノで弾いてきた人がアコースティックピアノを初めて弾いてみると同じようにペダルを踏みかえてみても「なんか音が濁ってしまうなあ」と感じてしまうかもしれません。
電子ピアノでは目立たなかった濁りもアコースティックピアノだと繊細な分濁りが目立ってしまいます。
ですので自宅で電子ピアノを使って練習する人も、できれば週や月に何度かスタジオ等でアコースティックピアノに触れてみるという事をおすすめします!
まとめ
ピアノ弾き語りの練習をする時、ペダルの注意点
・音が濁らないようにしっかり自分の音を聴く
・打鍵と同時に踏むのではなく、ずらして踏む。そして濁る前に離す。
・理論より自分がどう曲を表現したいのか考える
別売りのフットペダルを買う際の注意点
・重量がないと演奏時に動いてしまうのでラバープレート装備のものがおすすめ
・本格的なものが欲しい方は3つペダルが付いているものを!
・自分のピアノに対応しているか購入前に確認を
・電子ピアノを使って練習する人も、できれば週や月に何度かスタジオ等でアコースティックピアノに触れて響きを確かめましょう。
さて、今回はペダルについて長々お話ししました。
ペダルの使い方の解釈は初心者の方にとってはとても難しく、何だか解ったような解らないような。。。つまりどうしたらいいの。。という感じかと思います(すみません・・)
理論はともかく、しっかり自分の音を聴き自分のサウンドを奏でましょう!
では、次回は【初心者必見】おすすめの電子ピアノ6選です!
コメント