「ピアノだけでも大変そうなのにピアノを弾きながら歌うなんて出来るわけないよ~」なんて思ったりしてませんか?
実は、最初の土台となる基礎知識さえ身につけていれば、いわゆるソロピアノより断然にピアノ弾き語りは難しくないんです。(あえて簡単とは言わない)
私自身、高校生の時に独学でピアノを始めて20代の時にピアノ弾き語りアーティストとしてでデビューを果たしました。
どんな風に練習していけば、ピアノ弾き語りが効率的に出来るようになるかは経験から知っているつもりです。
そんなわけで、今回どのような流れでピアノを練習していけば効率的に習得できるかを軸に講座形式で書いていきたいと思います。
この通り進めていけば、必ず1カ月後にはカッコよくピアノ弾き語りが出来るようになっているはずです!
誰でも出来るピアノ弾き語り練習講座②楽譜なくても簡単かんたん!
これさえ知っていればコードをたくさん覚えなくても大丈夫!
まずピアノ弾き語りを始める前に、知っておくと今後の練習がとても有利になる情報があります。
「コード」というのは皆さんも聞いたことがあると思います。
そんなの知ってるよ!和音の事でしょ!
はい。おっしゃるとおり。
その和音=コードの事をもう少し詳しく知っていると、今後の練習の進み方に大きく差がついてくるのです!
この情報を知らずに練習をしたがために、コードを覚えるの大変だ!!
といった感じで挫折してしまう方が本当に多いんです。。
ドレミファソラシド
今から出てくるC(シー)だのAm(エーマイナー)だのB♭だのコードが山のように出てきます。
それらを全部覚えるとなると大変。。
まず、私たちが子供の頃に覚えたドレミファソラシドは忘れましょう。
今日、この瞬間から、CDEFGABCと覚えましょう。
C=ド D=レ E=ミ F=ファ G=ソ A=ラ B=シ
つまり、ド♯やミの♭と言われたらC#、E♭となります。
まずは基本の3つのコードを覚えよう!
まず、とっても基本的なコードが3種類あります。
メジャーコード
いわゆるCやDなどCメジャーDメジャーといいます。明るい響きの和音になります。
マイナーコード
AmとかDmなどなど名前の通り暗い響きの和音。
7thコード
少しブルージーな響の和音になります。
では、下の章で各コードを詳しく見ていきましょう。
メジャーコードは1、3、5
メジャーコードは1度(ルート)、3度、5度の音で構成された和音です。
ルート、3度、5度とはなんぞや?という事ですが、つまり
キーがCの場合、白鍵でドレミファソラシドと並んでいる
ルート音がCド、3度の音がEのミ、5度の音がソのGとなるわけです。
例えばコードDの音はDを頭にいわゆるドレミファソラシドと弾くと
D、E、F#、G、A、B、C#、Dという並びになります。
なのでルートはDでレ、3度をF#、5度がラとなるわけです。
文字で書くととても難しく感じますが、弾いているうちにどのコードでも自然に頭に入ってくるので大丈夫!
これさえ理解していればコード表なんてなくても大丈夫!
コードでE♭やF♯なんて出てきても同じ理屈なので、最初は音階を弾いてゆっくり覚えていきましょう。
マイナーコードは1、-3、5
マイナーコードはメジャーコードの真ん中、つまり3度の音を半音下げた構成になります。
ひとまず最初はメジャーコードとマイナーコードを理解して弾けるようにしておきましょう。
市販の歌本などを見ながら弾いてみても、とりあえず曲らしくなると思います。
セブンスコードは1、3、5、7
メジャーとマイナーを覚えたら次に知っておきたいのがセブンスコード。
3つの構成音に1つ音が追加され4つの構成音になります。
これも考え方は同じです。
7度の音を入れると少しブルージーな響きになるのがわかります。
D7
まずは無料体験レッスンで基礎を学ぼう!
ピアノは一人オーケストラと言われるくらいベース、ハーモニー、リズムなどあらゆる要素が含まれています。
まず3ヶ月基礎を学ぶ!そこからは独学でも良いと思います。
まずは習う!が何より近道!
無料体験レッスンもあるので安心です♪
少しお洒落なコード
メジャー、マイナー、セブンスを覚えると次に覚えておきたいのが分数コードとテンションコード。
この二つを覚えるとグッと弾き語りのグレードが上がる感じがするはずです。
最初にCDEFGABCはドレミファソラシドだよとお話ししました。
ピアノ弾き語りは基本、右手でコード(和音)、左手でベースを弾きます。
つまりコードがCであれば、左手はドを弾く。コードがAであれば左手はラを弾くという感じです。
それを知っていると分数コードも理解できると思います。
分数コードで厚みを出す
例えば下のようにC/Eと表記されていたら、右手はCで左手はミを弾く。D/Aと表記されていれば右手はDで左手はラを弾きます。
コードがマイナーであっても考え方は同じです。
よくJ POPであるパターンだとCからFまで降りてくパターンは王道。
CーG/BーAmーAm7/GーFなど。
ビートルズのHEY JUDEのサビなんかでも出てきますよ。
テンションコードでお洒落さ倍増
テンションコードは初級段階で全て話すと混乱するはず。
なので、この章では2つのテンションコードのみを覚えましょう。
メジャーセブンとナインスコード。
この二つを覚えるだけでも、十分なくらい曲がオシャレに聴こえます。
メジャーセブンは先ほど覚えた7thコードの7度の音を半音上げた構成になります。ルートの半音下という理解の方がわかりやすいかもしれませんね
続いてナインスコード、
1オクターブを超えて9度の音が入った構成コード。
ここで困ったことに、下のような形では余程手が大きな人じゃなきゃ押さえられないはず!
別の章でボイシング(コードの押さえ方)について、詳しくお話しするつもりですが右手の格音の並びは自分のセンスでひとまず大丈夫です。
どういう事かというと、C9であれば左手はド、右手はミ、ソ、レとかレ、ソ、ドという感じ。
ここではナインスは9番目の音が入ったコードなんだ!という事さえ覚えておけば大丈夫です!
※メジャー、マイナー、セブンスのコードについても慣れるまではルートを親指に配置したくなってしまうと思いますが、構成音さえ押さえていればどんな押さえ方でも大丈夫!
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!もっと理解が深まるはず。
【まとめ】誰でも出来るピアノ弾き語り練習講座①
いかがでしたでしょうか。
今回の章で覚える事は以下の3つです。
1、ドレミファソラシドはCDEFGABC
2、メジャーコードは1、3、5 マイナーコードは1、-3、5 セブンスコードは1、3、5、7
3、メジャーセブンコードはルート音の半音下の音を入れた和音。9thコードは9度の音
4、右手はコードで左手はベース。
5、コードの各音の配列は自由で良い!Cならドミソ、ミソド、ソドミなどなど
焦らずゆっくり覚えましょう!
【この章のポイント!】
一気に全てのコードを覚えようとするのではなく、コードの理論を知った上で曲の中で一つずつ覚えていくと良いと思います!
独学で学ぶ事もできますが、初心者の段階でしっかりレッスンを受ける事もとても大切。
無料体験レッスンから始めて見ましょう♪
コメント