いざピアノに挑戦しよう!と気合いを入れて鍵盤の前に座る。
最初のハードルはやはり楽譜。
楽譜の読み方を勉強しているうちに、どんどんモチベーションは下がっていく。。
私が独学で長くピアノを続けられたのは、ひょっとすると楽譜を使わなかったからなのかもしれない。
もちろん、長く続けていくうちに段々と楽譜は読めるようになりました。
楽器を上達させる上で一番大切なのは、好きでいる事だと思います。
好きで楽しければ、楽器はどんどん上達していく。
もし、楽譜がその妨げになるのであれば、楽譜を使わないという手段もあるのです。
今回、『誰でも出来るピアノ弾き語り弾き語り練習講座』の第二弾!
前回は右手のコードを覚えましたね。
今回はピアノ弾き語りをする時の伴奏パターンを中心に勉強していきましょう。
ここをマスターすれば、誰でもピアノ弾き語りをカッコよく見せられるはず!
誰でも出来るピアノ弾き語り練習講座①コードを覚えてらくらく伴奏
楽譜を使わなくてもピアノ弾き語りはできる!

楽譜をしっかり読めるようになるのは、もちろん上達する上で必要です。
しかし個人的にはコードの仕組みを理解して読譜する方が、曲を覚えやすい、応用ができる等メリットもあります。
それでは、しっかりコードの仕組みを理解しつつ弾き語りの基本的な伴奏を見ていきましょう。
今回ご紹介するパターンはあくまでパターンの一つになります。
こうでなくてはいけない!ということではないので自分で色々なパターンを見つけていきましょう!
また独学で学ぶ事もできますが、初心者の段階でしっかりレッスンを受ける事もとても大切。
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ピアノ弾き語りバラードの基本となる4分弾きスタイル
コード進行は
C-G/B-Am-Gm9-Gm7/C-FM7-Em7-Dm7-F/G
になります。
ポイント!
・Am7の時は右手はC(ドミソ)、左手はラを弾けばAm7になる。ルート音は左手が担っているのでOK!※FM7、Em7、Dm7も同じように右手のコードにはルート音を入れずに弾いています。
・Dm7からF/Gの時、右手はそのまま変えずに左手のベース音のみ変わっている。
※右手はラドファと押さえたまま、左手のみレからソへ移行。
ピアノ弾き語りアップテンポな曲で使える
アップテンポな曲でのピアノ弾き語り。
色んな弾き方がありますが、ここでは左手のオクターブを覚えておきましょう。
この基本的なオクターブを覚えておくと色んな曲のパターンにも応用が効きやすい!
コード進行は先ほどと同じく
C-G/B-Am-Gm9-Gm7/C-FM7-Em7-Dm7-F/G
ポイント!
・左手のリズムをしっかり安定させた上で、右手は色々なパターンを試してみましょう!
難易度高そう!と見せかけて実は簡単に出来るアルペジオパターン
ここでバラード曲などでパターンとして使えるアルペジオパターンを一つ覚えておきましょう。
コード進行は先ほどと同じく
C-G/B-Am-Gm9-Gm7/C-FM7-Em7-Dm7-F/G
メジャー7やナインスコードを入れると、とても綺麗!
コード進行は
DM7(9)-Bm7-GM7-F#m7-Bm7-Em7-G/A
ここでのポイントはDM7(9)-Bm7のところは以下のように弾いてみましょう
A/D-D-A/D-D–A/B-D/B-A/B-D/B


ポイント!
・右手のコードを変えずに左手のベースだけ変えていけばテンションコードになることがある
※どんなテンションコードになるか色々試してみよう!
このアルペジオパターンはエルトン・ジョン『Your Song』やベンフォールズ5の『Brick』が有名
どんな曲でもサマになる!ルート+5+3
バラード曲では定番で、オールマイティに使える伴奏パターン!
例えばコードがCであれば、右手のコードを鳴らしながら左手はルート(ド)、5度(ソ)、3度(ミ)と弾く
もちろんドソミではなくドソドと弾いたりしてもOK!
コード進行は
C-G/B-Am-Gm9-Gm7/C-FM7-Em7-Dm7-F/G
G/Bのところは右手でGを弾きながら、左手はシソシと弾いています
初心者脱却!歌の合間にオブリを入れる
オブリとは、歌の合間に隙間を埋めるようなフレーズのことになります。
これを入れる事で一気に初心者っぽさが消えること間違いなし!
今回紹介するのも定番のフレーズ。簡単なので手ぐせのようになるまで色々なコードで試してみましょう。
コード進行は
C-Am-Dm7-F/G
これをループしています。
F/Gの時にオブリを入レます
どんな感じかというと

運指が手ぐせのポイントになるので記載しておくと
1で弾いてるソとドは人差し指と小指で2中指、3を人差し指、4を親指という感じでタラランというように何度も弾いて練習してみましょう。
これも色んなコードで試してみると楽しいと思います!
ちなみに、このオブリはビリージョエルやエルトン・ジョンなんかもよく使いますよ!
そして、もう一つ簡単で入れると栄えるフレーズとして右手のオクターブ駆け上がりフレーズ。
サビ前なんかに入れるケースが多いですね。
【まとめ】誰でも出来るピアノ弾き語り練習講座②

さて、いかがでしたでしょうか。
ピアノ弾き語りで使える伴奏や、フレーズパターンを少しだけお話ししました。
今回話した4分弾き、左手オクターブ、1-5-3の伴奏、アルペジオ、オブリはごく一部です。
4分弾きを8分弾きにしてみたり、左手オクターブをルート、3度、5度の順で弾いてみたり、アルペジオパターンを変えてみたり色々自分で変えてみると色んな発見があるはずです!
大切なことはインプットした事をどのようにアウトプットしていくかです。
【この章のポイント!】
今回覚えたフレーズのままでも良いし、自分なりの形でアウトプットされたフレーズや伴奏スタイルでも、それも良しなのです。
それがオリジナリティなので。
自分だけしか出来ないピアノ弾き語りスタイルを見つけていきましょう!
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